浜下武志『朝貢システムと近代アジア』岩波書店、1997年、6200円(外税)
まえがき
第一部 華夷秩序の展開と中華観
T 東アジア国際体系
はじめに
1 東アジア国際体系をめぐる諸問題
2 華夷秩序の全体関係
3 統治における中央と地方
4 東アジア国際体系の内包と外延
おわりに
U 中国と東南アジア
はじめに
1 中国の東南アジア認識
2 中国と東南アジアの歴史関係
おわりに
第二部 朝貢システムの生成と構造
V 朝貢と移民 −中国の対外統治と日本−
はじめに
1 朝貢理念と中華意識
2 移民と広域経済圏の形成
小結−中国と日本
W 「鎖国」期日本への人口圧力 −「ヒト」の移動と東アジア移民圏の形成−
1 東アジア・東南アジア域内ネットワークの活性化
2 日本に向けた「ヒト」の移動
3 漂流記録から見た「ヒト」の移動
4 朝鮮からの漂流民
5 媽祖信仰圏と「ヒト」の移動
6 東アジア地域史への新しい視座
X 中国の銀吸収力と朝貢貿易関係
1 アジア経済史再検討の諸契機
2 朝貢貿易と中国の銀吸収力
3 ジャンク貿易と地域交易圏
4 カントリー・トレード(地方貿易)
5 海洋圏と交易都市
6 近代への間題史的展望
第三部 ヨーロッパとアジア
Y 近代東アジア国際体系における日本とアジア
はじめに・
1 「朝鮮主属論」
2 清朝との条約交渉
3 国民の造成
4 植民地間題
5 近代化基準の採用と近代化政策
おわりに
Z 朝貢と条約 −東アジア開港場をめぐる交渉の時代 一八三四−九四年−
1 交渉の時代の開始
2 開港場間関係の拡大
3 属邦と条約ー一八八二年「中国朝鮮商民水陸貿易章程」の交渉ー
4 中国海関の朝鮮への拡大
5 朝鮮をめぐる米仏英露日の条約−結びにかえて−
[ 東アジア地域史の展開と「近代」
1 歴史的背景−東アジア地域史の変動と連続性
2 開港場ネットワーク
3 東南アジアをめぐるヨーロッパと中国
\ 香港をめぐる主権と宗主権
1 東南アジアと東アジアを跨ぐ海域研究の視点
2 香港史の位置
3 香港経営をめぐるイギリスと中国
おわりに−主権・宗主権・ネットワーク
あとがき