鳥取県西部地震の被災史料救援活動への支援のお願い

10月6日に発生した鳥取県西部地震は、鳥取・島根両県を中心に、甚大な被害をもたらしました。歴史資料ネットワーク(史料ネット)では、その直後から、鳥取・島根・岡山等の関係機関・関係者と対応の協議を始め、10月22日にメンバーが現地入りし、地元の研究者と被災状況の緊急調査を行ないました。

その結果、今回の地震の被災地でも地元自治体と共に、歴史資料などの地域遺産の保全救出活動を、開始することになりました。
今回の被災地は、阪神淡路大震災に比べ、幸い人的被害は少なかったものの、住人不在や高齢者のみのが多く、また復旧に伴なう家屋の解体撤去のテンポが速いなど、地域文化財の保全には困難な条件も抱えています。

被災家屋が山間部に散在していることもあり、活動はかなりの期間にわたる予定です。既に10月28・29日、11月3・4・5・13日に、被災家屋からの史料レスキュー(鳥取県日野町等)や巡回調査(同県西伯・会見・溝口町、岡山県新見市等)が実施され、鳥取・島根・岡山や京阪神の研究者・学生など、のべ70名が参加しています。救出史料等は阪神淡路大震災と同様、地元自治体が用意した施設に保管されています。

大規模災害から地域遺産を守る、この活動の意義にご理解をいただき、救出作業や搬出史料の整理・巡回調査、或いは被災された旧家への紹介や情報提供など、条件に合う形での参加・協力をお願いします。また阪神淡路大震災後の活動と同様、今回も保険加入料を始め、様々な経費が費用です。特に今回は、近くに大学が少なく、遠隔地からの参加が多くなるため、学生・院生の交通・宿泊費などには、出来るだけの補助したいと考えています。活動を支えるための募金を、全国の皆さんに呼びかけます。

現在この活動は、鳥取大学教育地域科学部岸本・錦織研究室、島根大学法文学部日本史・現代史研究室、岡山大学文学部日本史研究室、米子高専社会科、京都造形芸術大学歴史遺産学科文化財科学研究室や地域の研究者の有志が、史料ネットと協力して行なっています。史料ネットは活動支援センターとして、募金や他地域からのボランティアのとりまとめにあたっています。

連絡・問合せ先
〒657−8501 灘区六甲台町1−1 神戸大学文学部内
TEL/FAX078−803−5565
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募金の振込先(郵便振替)
口座番号 00930−1−53945 加入者名 歴史資料ネットワーク
*通信欄に「鳥取県西部地震」などと、明記してください。